for the moment

とりあえずその時に書きたいことを書くだけのブログ

むかしのこと

子どもの安らかな寝顔を見ながらふと昔のことを思い出す。


真っ暗なトンネルの中にいたときのこと。夜眠れなくて明け方3時くらいに家を抜け出して24時間営業のマクドナルドでカフェラテをちびちび飲んでたこと。朝焼けが綺麗だったけど、死にたい気持ちは変わらなくて道路の真ん中に寝転がってこのまま轢かれたら楽なのにと思ったこと。処方された安定剤を飲みまくって朦朧とした頭で遺書を書いて担当の先生に電話したらすぐに親と連絡を取ってくれて親が駆けつけてきたこと。

もう10年近く前のこと。まだ結婚してなくて、旦那とは付き合っていたけど、迷惑だろうからいつか別れなければならないだろうと思ってた。子どもなんてもってのほか。このままいろんな人に迷惑かけて生きていくなら早く死なないと、と思っていた。3〜4年間のこと。記憶は断片的にしか残ってない。このまま私はこういう感じなんだ、トンネルから抜け出せないんだと日々思っていたことだけは覚えている。



でもトンネルには出口があった。信頼できるカウンセラーの先生に出会えて、そこから仕事も始めた。精神不安定(病状があまりにも多岐にわたるのでこう説明してる)も寛解したとお墨付きをもらった。結婚もした。子どもも生まれた。2人目もお腹にいる。

今でも辛いことは沢山ある。育児中は特に。でもあの時のトンネルの真っ暗闇には戻らない。旦那がいる、子どもがいる、家族がいる。頼って弱音を吐きわがままを言うことを覚えた。そうしても嫌われないことも理解した。

子どもの寝顔を見て頭を撫でながら思う。生きていてよかった。あなたに会えてよかった。

2歳8ヶ月と妊娠5ヶ月

随分久しぶりな更新。

前回は生後2ヶ月半だったという浦島太郎状態。


あの頃、何しても可愛い!癒される!大好き!だった娘も2歳8ヶ月。イヤイヤ期に加え現在2人目妊娠中のため赤ちゃんがえりもあり、怪獣状態。いや、可愛いものは可愛く、天使!と思う時もあるのだけど、この悪魔め…(遠い目)となる時もあり。

お喋りもかなり達者になり、いっちょまえに言い返してきたり言い訳してきたり、こちらがたじろぐことも。

まあ、可愛いんですけどね!どんなにイライラしてどんなにムカついてもお互い抱きしめ合うとお互いご機嫌になるという。


妊娠中、ようやく安定期が近付いてきて、相変わらず私はつわりで体重が落ちるのだけど、今回も例に漏れず。辛かった、いや現在もまだ辛い。しかも現在1週間のワンオペ中。辛い。

主人の仕事の都合でだいたい月の半分は母子家庭状態、ワンオペな上に妊娠中にこれはつらい。2人目生まれた後、大丈夫かな。


娘はトーマス好きなので、Amazonプライムでトーマス映画を見せて、だいたい横になってる。見せっぱなしはヤバイかと思い1時間で一区切り。1日3時間まで、と決めてるけど、やはり罪悪感。みんなどうやって乗り切ってるのか。

いかんせん妊娠中に立ちくらみ眩暈が酷いタイプらしいのでこまめに休むしかない。むう。

生後2ヶ月半

早くもそんな時期。
最初はおっぱいあげるかオムツ替えるか眠れないかの3パターンで泣いてた娘も色々とパターンが変わってきたらしく、構ってほしい、甘えたいなどが増えた模様。
眠いときに抱っこしてると私の胸元にグリグリと頭をこすりつけて甘えてきたり、寝てたのに自分のおならの音やげっぷの音で起きてギャン泣きしたり、段々と人間らしくなってきて急成長にびっくりしてる。体重も出生時の二倍近くになって、母乳すげぇ…としみじみ。
キャーと声をあげてニコニコしながら手足をバタバタさせたり、音の出る絵本を読んであげたらじっとこちらを見てきたり、可愛い盛りである。(親バカなのは重々承知の上で)

1日のスケジュールとしては、日付変わって夜中2時に授乳。6時に授乳してから弁当作り、朝食。
7時頃に娘さんは目が覚めて、だいたい合間にグズりはするものの午前中はご機嫌に一人遊びしたり寝たりしてる。その間に私は掃除、洗濯、夕食の下ごしらえしつつ、2時間半おきくらいに授乳。
昼食後は同じように2時間半おきくらいに授乳しつつ、グズってくることが多いのであやしつつ家事の残り。
16時くらいにお風呂に入れてあやしながら夕飯の仕上げ。夕方からのグズりが最近激しく、抱っこしたら寝るけど布団に寝かせたらギャン泣き…。旦那さんが帰ってきたらあやすのを任せて交代で夕飯すませる。

みたいな感じか。
最初の頃より夜にまとまって寝てくれるようになったのは助かる。夜に睡眠時間が確保出来るのって大事になんだなぁ、と。ただ、まだねんね中心だからいいけど、寝返りしだしたり動き出したら目が離せなくなって大変なんだろうなぁ(遠い目)

出産済

実は既に出産してたりする。

結局逆子はあのまま治らず、体重もあまり増えず、予定日の2週間前に帝王切開で女の子を産んだとさ。

小さめで産まれたわりにはけたたましい泣き声でおっぱいの吸引力もすごい。

たまにミルクは足しつつ母乳メインで奮闘中。すごくよく泣くしよくおっぱい飲むしよく寝る。

ぶっちゃけ大変で思ってた以上に大変だけど、可愛いからもう全て許す。

うちの娘、マジ天使。

 

 

9カ月&逆子

昨日から妊娠32週、9カ月に入ったとさ。

妊婦健診で逆子と判明、というか最初の頃から頭がずーっと上にあった。お医者さんには「そのうち回ることが多いからね」と言われてた。。。が回らず、ここしばらくの健診でも頭が上だったからお医者さんもおやおやと思ってたらしい。

このままだと帝王切開になるそうな。お腹切るのは嫌だとかそういうことはないし普通分娩に拘るタイプでもないけど、お腹切ると治りがちょっと辛いとかお金が普通分娩よりかかる(入院費とか手術代)とか旦那さんがお腹切るの痛そうと心配してることとか(これがでかい)考えると、うーむ。

ただ帝王切開だと手術日イコール出産日になるから里帰り出産の私としては旦那さんが休みを取って駆けつけやすいし予定立てやすいし、最初からずーっと頭が上ってことはよっぽどこの体勢が、まめすけは心地良いんだろうなー、とポジティブに考えてる。逆子体操も特にお医者さんには勧められてないし、赤ちゃんに万が一へその緒とかが巻き付いてての逆子とかの場合だと悪化する場合もあるとネットで見たから、積極的にはしてない。

体重は相変わらず増えず。食欲が落ちる一方なので仕方ないけど、ちょっと食べ過ぎると胃もたれするし、最悪吐くこともあるのであまり食べれない。水分だけはしっかり摂ってるけど。体重は妊娠前の45.5㎏から変わらず。まめすけがちゃんと週数通り至って元気に順調に育ってるらしいからお医者さんにも「無理して食べなくてもいいよ」と逆に慰められた。。切ない。

里帰りは来週の土日の予定なので今は準備中。洋服とかってどこまで持っていけばいいのかわからん。最低限度でいいかなぁ、実家にも何着かあるはずだし。

兎にも角にもあと1ヶ月半後頃には出産してるわけで。未だに性別は教えてもらってませんが、まぁいいや。多分男の子な気はする。

 

 

 

妊娠中の旦那さん

現在妊娠27週4日。妊娠7カ月も終盤の終盤で木曜日から妊娠8カ月。つまり、妊娠後期になるわけである。

ちなみに明日には誕生日を迎えめでたく(?)三十路に。土曜日には旦那さんにせがんでいたプラネタリウムと大好きな多国籍レストランにお祝いに連れて行ってもらえる。出産したら2人きりでデートとかゆっくりおでかけとか出来ないだろうし、ということで今でも月に一回は2人で関東郊外へドライブしたりしてるんだけど、プラネタリウムやレストランにも今のうちに行きたいと言ってたら本当に予約したりチケットを取ってくれた。

妊娠する前からもだけど妊娠してからもうちの旦那さんは優しい。もともと私に対してことあるごとに気を遣ってくれるし身体の心配をしてくれる人で(私が心身のバランスを崩しやすく体調悪くなりやすいというのもあるけど)、本当に申し訳ないくらいに優しい。つわりでご飯とお弁当を作れない時も何も文句を言わず自分の分を作ったり私が食べたいと駄々をこねた物を仕事終わりで疲れているにもかかわらず買ってきてくれた。情緒不安定な時も頭を撫でて「辛いね、何も出来なくてごめんね、お腹の赤ちゃんのためだから気にしないで、自分の身体だけ大切にして」と優しく話しかけてくれた。体調と情緒が安定してからも「今何かしてほしいことある?」とことあるごとに声をかけてくれるし、お腹が大きくなってしんどそうにしてる私に「本当にありがとう、1人で頑張らせてごめんね」と言ってくれる。大きいお腹を嬉しそうに撫でてお腹に話しかけたりしてくれる。

妻が妊娠しても興味なさそうにする夫が居るという話を聞いていて、うちの旦那さんももしそうだったらどうしよう。付き合ってたころの様子ではそんな人ではないと思ってたけど、ちょっと少し不安だった。でもそんなのは杞憂で、びっくりするくらい協力的で優しい。

という惚気であった。旦那さんが仕事の関係で今晩留守なので思いを馳せてみた。

最近読んだ本

連日暑いので気温の高過ぎる日は家に閉じこもってる。

とは言っても朝早くには散歩に行ってるので一日中家に引きこもり生活というわけではなく、妊娠中ということを考えると下手に外出して体調悪くすると大変だし、そもそもが妊娠してから目眩起きやすくなってるし、ということで家で休んでる生活なわけである。

となると本や漫画を読みふける毎日に…。

備忘録的に最近新しく買って読んだ本でも。

 

〈小説〉

江國香織「ちょうちんそで」「ウエハースの椅子」

角田光代「彼女のこんだて貼」

井上荒野「キャベツ炒めに捧ぐ」「リストランテ アモーレ」「ベーコン」

木皿泉「昨夜のカレー、明日のパン」

 

〈漫画〉

渡辺ペコ「昨夜のカレー、明日のパン」「おふろどうぞ」

鳥野しの「オハナホロホロ」全6巻 「手紙物語」「ボーイ★スカート」「麦の惑星」

 

〈絵本〉

今村葦子・酒井駒子「なきむしこぞう」

 

意外と買ってた。中古で買ったり文庫で買ったりしてたから多分そんなに出費はしてない…と信じてる。

小説に関して江國香織はもともと好きでほぼ全部今まで読んでたはずなんだけど、取りこぼしてたり最近出たやつだったりして読んでなかったもの。その他は最近料理が出てくる小説はが好きで好きで買ったやつ。「彼女のこんだて貼」は短い話ばかりだったけど、料理の描写が美味しそうで美味しそうで気に入った。

 

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

 

 

渡辺ペコはもともと「にこたま」を雑誌連載でずっと読んでて好きになってその流れで本屋さんで見かけて、という感じ。鳥野しのは「麦の惑星」の表紙でジャケ買い(?)して絵とか世界観に惹かれて、デビュー作とか短編集にも手を出した。個人的に「オハナホロホロ」はすごく傑作だと思う。登場人物みんなの心情が細やかに描かれていて、みんなそして儚くて優しい。疲れた時に読んだら癒される(か逆にどん底まで落ち込むか)作品。自分の心の中の何かくすぐったい部分を引っ掻いていくような感じ。買って良かった、と久しぶりに思った漫画。

 

オハナホロホロ 6 (Feelコミックス)

オハナホロホロ 6 (Feelコミックス)

 

 

こんな感じで生活してる。